20180819投資方針
(マクロの現状認識)
【全体】
全体の景況感は引き続き良好。リラ問題は米国人の牧師を開放するとかしないとか程度の低い問題でもめている。
【日本】
先週と認識変わらず(経常利益の伸びは頭打ち。)。
【米国】
先週と認識変わらず(企業業績は引き続き好調でまだ利益が伸びる感じがする。)。トランプが危険行動を取る可能性があるのでこれ以上の購入は危険と考える(急落時の拾いは除く)。
イールドカーブは変わらず。逆イールドにはなっていない。だが1ヶ月前にと比べて2Yが少し伸び、10Yが少し縮んでいる。
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
より引用
家計負債とGDPの対比。まだいける。リーマン並みにはなっていない。
https://jp.tradingeconomics.com/united-states/households-debt-to-gdp
より引用
(現在のポジション)
【日本】
新規取引は無し。
続落。長期投資という前提があるので何もする気はないが、ここからのんびりとしかし着実に成長するものと考える。指標的には割安なのでそれを待つ時間があるし、景気後退期にはデフレ銘柄は強い。
【米国】
新規取引は無し。NVDAが決算自体はそれほどではないもののガイダンスがしくじっていて5%の下げ。どうしようか金曜日に検討するが結局持ち続けることにした。GPUに関する技術的なワイドモードは疑いようもない。
習慣で見た場合の負けは1%程度。Amazon、MA、MSFT、Vは横横、NVDAが下げで週間の負けの殆どを生み出している。
2018/08/18現在。
AMZN
NVDA
V
MA
MSFT
・NVDAに関する考え方の整理
以下の考え方からこれからも成長が見込めるものと考え投資を継続する。
2Q決算概要
- Q2のEPSは1.76であり、市場予測の1.66を上回った。(前年同期比 +91%)
- 売上高は3.12Bであり、コンセンサスの3.13Bを下回った。(前年同期比 +40%)
- データセンターの売上高は760M。(前年同期比 +83%増)
売上はガイダンスの範囲内だったが、全四半期に比べてやや減少。グロスマージンも減少。それでも6割強あるので製造業としても破格の値。EPSは12%ダウン。
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-announces-financial-results-for-second-quarter-fiscal-2019
セグメント別収益
- ゲーム:1.8B ( +52%)
- データセンター:760M (+83%)
- Professional Visualization:281M (+20%)
- 自動車:161M (+13%)
利益率の高いデータセンター部門が8割増。暗号通貨関連が倒れているのでガイダンスがよろしくないが、より利益率の高い部門が伸びているので業績自体には何も問題ないと思われる。むしろガイダンス概要に保守的に感じる。(GPUをデータセンターから排除する方法がドライバの著作権を振りかざすというイマイチな方法ではあったが)
https://www.4gamer.net/games/121/G012181/20180814001/
2019年第3四半期のガイダンス
- 売上高はコンセンサス3.34Bを下回る3.25B。(前年同期 2.64B, +23%)
- 営業利益率は62.6%〜62.8を見込む。
(今週の予定)
【日本】
長期で成長が望める神戸物産を引き続きホールド。
【米国】
急落時以外にはポジション追加禁止。米中の貿易紛争の解決が早期には見込めないのでこれ以上の投資は考えにくい。