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(マクロの現状認識)
(現在のポジション)
【日本】
新規取引として琉球銀行をから売り。地銀POなので上がるわけもなし。受け渡し日まで引っ張る。
神戸物産:回復。指数と一致しない動きでこちらのメンタルを確実に削ってくるが今週は謎の回復ぶり、そもそも売られている理由が謎なので上がるも謎、下がるも謎という感想以外にない。投げずに長期で持って行きたい。既存店の売り上げ等好調なので決算でも裏切ってはこないだろうと思う。
【米国】
新規取引は無し。
週間で見た場合の3.96%の上げ。先週はNVDAの独り舞台だったが、今週はアマゾンが伸びた。含み益の増加の半分程度はこの銘柄の動きで説明できる。あれほど遠くに見えていた二千ドルにあっさりと乗り、しかも崩れる様子もなく。実に素晴らしい銘柄だ。
他、ずっと成績の悪かったMAが伸びた。NVDAは一休みといった風情。
持っていない銘柄で注目すべきはAAPL。とにかく安定した上げ幅。新規購入するか検討するがESTやバリュエーションの観点から戸惑う。そうするとgoogの方がいいのだろうか。こちらはESTまでだいぶあり、しかも成長性も高い。
2018/09/01現在。
AMZN
NVDA
V
MA
MSFT
(今週の予定)
【日本】
以下の考えを継続。追加投資はJTに指値をする。2880円の年初来安値でさしておく。指数がここまで上がっているのに下がる銘柄を買うというのも勇気がいるが、それでも最後は配当利回りがクッションになるだろう。短気ならばそれなりのリターンがみこめる。
長期で成長が望める神戸物産を引き続きホールド。
【米国】
先週まで新規投資はしない方向で考えていたが、時期を見てgoogを購入することに決定。applは最近のチャートが実に素晴らしい上、もともとの期待値の低さから次の決算も期待できるがそれにしても株価が直近上がりすぎ。また、チャート上2015年から始まるレンジの上端付近にいると思われる。この価格では買えぬ。
問題は為替。今週は一時109円台に突っ込んだドル円も結局111円台に戻ってきた。ここで追加でドル調達をするとまた調達価格の平均が上がってしまう。そういう問題ではないが、そういう心理的抵抗感がある。
対してgoogは成長性は申し分なし。ESTまでもだいぶ距離がある。
20180825投資方針
(マクロの現状認識)
【全体】
全体の景況感は引き続き良好。リラ問題はおとなしくなった。トルコの抱える構造的問題がどうにかなるものではないので苦境は続くだろうがひとまず表舞台からは後退。新興国はどこも経常収支上の問題を抱えているので同様の混乱は今後も続くだろう。
金曜日にパウエルがハト派的演説をしていた日本にとっては円高要因だが通貨安に悩む新興国にとっては通貨高は一定の効果があるだろう。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-24/PDZF3Y6KLVR701
ドル円は上記の発言を受けて上げ幅が大きく抑えられた。日本の短期金利が上がる兆しが一切ない以上、当面は円高になるものと考えられる。輸出系企業、特にトランプ関税の標的になっていると思われる輸送用機械は当面苦難が続くだろう。
気になる動きとして中古住宅販売関連の指数が落ちてきている。住宅価格自体は上がっているということで直ちに消費に影響はないものと考えられるが、長期化すると裾野の広い産業であるだけに2008年のようなことになる恐れがある。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-22/PDV8FW6TTDSE01
より引用
【日本】
先週と認識変わらず(経常利益の伸びは頭打ち。)。
【米国】
先週と認識変わらず(企業業績は引き続き好調でまだ利益が伸びる感じがする。)。トランプが危険行動を取る可能性があるのでこれ以上の購入は危険と考える(急落時の拾いは除く)。
イールドカーブは変わらず。逆イールドにはなっていない。だが1ヶ月前と比べて10Yの利回り低下に対して、2Yの利回り低下が少ない。逆イールドになるまで後20ベーシス程度しか残っていない
逆イールドが見えてきたが逆イールドになるまで利上げすることに対して否定的な見解も多くあるよう。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-01/PCRH026S972S01
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
より引用
家計負債とGDPの対比。まだいける。リーマン並みにはなっていない。
https://jp.tradingeconomics.com/united-states/households-debt-to-gdp
より引用
一方でこんな気になる指摘もあった。確かにPMIはさがっていたし、より株価と相関が高いとされるISMも下がり気味。個別のセクターはともかく、インデックスとしては苦しい時期が来たのかもしれない。そうするとドル円が円高気味なので円ベースで見た場合にはやられるということもありうる。
8月22日にトランプ関税が追加されたがあまり大きな下げはなかった。織り込み済みということなのだろうが、これによるISMへのダメージがSP500あたりにはボディブローのように効いてくるだろう。
(現在のポジション)
【日本】
新規取引は無し。
神戸物産:含み損拡大。
続落。長期投資という前提があるので何もする気はない。
月次情報が出ていたので見るが、売上、売上総利益は横ばい、営業利益は大きく減。経常利益は大きく増。営業利益と経常利益がここまで大きく乖離するのはなんでだ?為替ヘッジか何かで利益が出たのか?ひとまず売上が伸びている間は問題がないと考えるべきだろう。
https://www.kobebussan.co.jp/upload/ir/IRNews/568/568_20180823.pdf
【米国】
新規取引は無し。先週末はNVDAがガイダンスがしくじっていて5%の下げていて、削除も考えたが結局ワイドモートを信じて持ち続けることにした。今週それが報われて大幅な上げ。やはり、自動運転、機械学習に向けたプラットフォームとして確実な需要があり続ける。
週間で見た場合の3.7%程度の上げ。NVDAが大きく上げ。Amazonが横横、MA、MSFT、Vが微増。NVDAが先週の下げの殆どを出していたが、今週は上げの殆どを生んだ。発射台が低かったのもあってインパクトが大きい
2018/08/25現在。
AMZN
NVDA
V
MA
MSFT
(今週の予定)
【日本】
以下の考えを継続。追加投資は予定しない。
長期で成長が望める神戸物産を引き続きホールド。
【米国】
以下の考えを継続。追加投資は予定しない。
急落時以外にはポジション追加禁止。米中の貿易紛争の解決が早期には見込めないのでこれ以上の投資は考えにくい。
20180819投資方針
(マクロの現状認識)
【全体】
全体の景況感は引き続き良好。リラ問題は米国人の牧師を開放するとかしないとか程度の低い問題でもめている。
【日本】
先週と認識変わらず(経常利益の伸びは頭打ち。)。
【米国】
先週と認識変わらず(企業業績は引き続き好調でまだ利益が伸びる感じがする。)。トランプが危険行動を取る可能性があるのでこれ以上の購入は危険と考える(急落時の拾いは除く)。
イールドカーブは変わらず。逆イールドにはなっていない。だが1ヶ月前にと比べて2Yが少し伸び、10Yが少し縮んでいる。
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
より引用
家計負債とGDPの対比。まだいける。リーマン並みにはなっていない。
https://jp.tradingeconomics.com/united-states/households-debt-to-gdp
より引用
(現在のポジション)
【日本】
新規取引は無し。
続落。長期投資という前提があるので何もする気はないが、ここからのんびりとしかし着実に成長するものと考える。指標的には割安なのでそれを待つ時間があるし、景気後退期にはデフレ銘柄は強い。
【米国】
新規取引は無し。NVDAが決算自体はそれほどではないもののガイダンスがしくじっていて5%の下げ。どうしようか金曜日に検討するが結局持ち続けることにした。GPUに関する技術的なワイドモードは疑いようもない。
習慣で見た場合の負けは1%程度。Amazon、MA、MSFT、Vは横横、NVDAが下げで週間の負けの殆どを生み出している。
2018/08/18現在。
AMZN
NVDA
V
MA
MSFT
・NVDAに関する考え方の整理
以下の考え方からこれからも成長が見込めるものと考え投資を継続する。
2Q決算概要
- Q2のEPSは1.76であり、市場予測の1.66を上回った。(前年同期比 +91%)
- 売上高は3.12Bであり、コンセンサスの3.13Bを下回った。(前年同期比 +40%)
- データセンターの売上高は760M。(前年同期比 +83%増)
売上はガイダンスの範囲内だったが、全四半期に比べてやや減少。グロスマージンも減少。それでも6割強あるので製造業としても破格の値。EPSは12%ダウン。
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-announces-financial-results-for-second-quarter-fiscal-2019
セグメント別収益
- ゲーム:1.8B ( +52%)
- データセンター:760M (+83%)
- Professional Visualization:281M (+20%)
- 自動車:161M (+13%)
利益率の高いデータセンター部門が8割増。暗号通貨関連が倒れているのでガイダンスがよろしくないが、より利益率の高い部門が伸びているので業績自体には何も問題ないと思われる。むしろガイダンス概要に保守的に感じる。(GPUをデータセンターから排除する方法がドライバの著作権を振りかざすというイマイチな方法ではあったが)
https://www.4gamer.net/games/121/G012181/20180814001/
2019年第3四半期のガイダンス
- 売上高はコンセンサス3.34Bを下回る3.25B。(前年同期 2.64B, +23%)
- 営業利益率は62.6%〜62.8を見込む。
(今週の予定)
【日本】
長期で成長が望める神戸物産を引き続きホールド。
【米国】
急落時以外にはポジション追加禁止。米中の貿易紛争の解決が早期には見込めないのでこれ以上の投資は考えにくい。
20180811投資方針
(マクロの現状認識)
【全体】
全体の景況感は引き続き良好。だがトルコの通貨問題がいよいよ厳しくなってきた。アメリカが制裁をするというのでリラが暴落している。ヨーロッパの銀行群がリラ建の貸付についてどの程度ヘッジできているのか要注視。
2015年のチャイナショックが脳裏をよぎるが、チャイナに比べればトルコの経済規模は小さく、大した影響力がない。ギリシャよりも大きな不良債権国が生まれるのではないかというリスクはあるが、経済のファンダがおかしくなっているという話ではないので大丈夫ではないか。
リーマンショック以来延々と労力がつぎ込まれてきた金融安定化メカニズムの力量が試される時が来るのかもしれない。
記事によるとスペインのBBVA、イタリアのウニクレディト、フランスのBNPパリバのエクスポージャーが大きいようだ。いつものEUの弱い銀行たちといった印象。
一番脆弱なBBVAにしたところで上半期の純利益の半分が吹き飛ぶくらいで経営危機にはなりそうにない。
ウニクレディトはここからリラが半額になったとしても、自己資本比率のうちCET1が0.1%下がるだけの話。
スペインの銀行全体で9兆円、イタリアの銀行全体で1.7兆円のエクスポージャーがあるが全体の資産からすると大した額ではない。全損すれば別だろうがそれに至るような状況ではない。。
株価が急落したからといって狼狽する必要はない。
イタリアやスペインの債務問題に火がつかなければ大したことにはならないのだろうが、その場合は危険。5月にすわイタリア危機かと思い投げ売りする羽目になったことを忘れてはならない。(結論からいえば投げておいてよかったのだがそれは結果論にすぎない。)
【日本】
先週と認識変わらず(経常利益の伸びは頭打ち。)。
【米国】
先週と認識変わらず(企業業績は引き続き好調でまだ利益が伸びる感じがする。)。トランプが危険行動を取る可能性があるのでこれ以上の購入は危険と考える(急落時の拾いは除く)。
イールドカーブは変わらず。逆イールドにはなっていない。
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
家計負債とGDPの対比。まだいける。リーマン並みにはなっていない。
https://jp.tradingeconomics.com/united-states/households-debt-to-gdp
先週の予定通り、マイクロソフトを投入。
(現在のポジション)
【日本】
今週もあげる時と上げない場合とで、インデックスと比べて、ちぐはぐ。業績がおかしいわけでもなければ、事故があったわけでもないのでこのまま淡々と成長が続いていくのだろうと思う。引き続き保有する。
2018/08/11現在の投資先。
【米国】
MSFTを購入する。
先週に比べて含み益は増えており、値下がりをしているのはVのみという状況。昨日の急落を見て気分が萎えていたが数字を見ると全く悪くはない。
NVDAの決算が今週木曜日の引け後、金曜日朝にあるのでそれを待ちたい。AMDの決算を見るとガイダンスがちょっと不安だがそれでもこの銘柄にはAMDにはないワイドモートがある。実質的に使い物になるGPUといえばNVDAばかりで、機械学習用のデータセンター向けチップの全てを握っている以上、そちらからの上がりが期待できるだろう。K80はAMDには作れない製品だ。
https://www.quick.co.jp/5/article/14731
2018/08/11現在の投資先。
- AMZN
- NVDA
- V
- MA
- MSFT
(今週の予定)
【日本】
長期で成長が望める神戸物産を引き続きホールド。切ったポートを見ていると安田倉庫が評価されてきているようだ。もともと異常に割安だったが、南陽、オリックスあたりも上がってきているところを見るとバリュー株のターンがきているようだ。そしてエランについては引き続き後悔。こいつは残しておくべきだった。急落時に買おう。
【米国】
以下の考えは維持するが急落時以外にはポジション追加禁止。トランプにしてもトルコにしても今これ以上のリスクテイクはできない。Watch listには引き続きApple、MDT等。なお、テスラがMBOを計画しているとつぶやいている。やはりマスクは狂っている。
ISMがいまいちなのでSP500への投資は見合わせ。引き続き下げたところでAMZNを買いたい。